外貨投資の基礎知識



為替相場と債券の関係性について

債券とはどのようなものですか?

債券というのは、国や地方公共団体、企業などが、幅広く一般投資家からまとまった資金を調達するために発行するものをいいます。

債券は株式にも似ていますが、あらかじめ利率や満期日が決まっている点において株式とは異なります。

なお、債券は、為替市場に大きな影響を及ぼしますので、その関係性についてはしっかり知っておきたいところです。

為替相場と債券は、どのような関係にあるのですか?

為替相場に関係してくるのは、主として各国が発行する「国債」ですが、これについては、国が倒産することはまずありえませんし、利率が決まっているという点では、よりリスクの低い金融商品といえます。

また、国債の価格というのは、各国の金利を前提に決められます。

一般的には、金利が低下すると国債の価格は上昇し、金利が上昇すると国債価格は低下するという逆相関の関係にあります。

つまり、その国が不況に陥った場合、中央銀行は政策金利を引下げて、企業の設備投資などをしやすくさせ、経済を活性化させようとします。

この段階では、金利は下がったのですから、利子収入の低下を見越して通貨は安くなります。しかしながら、逆に国債価格は上昇するのです。

よって、国債価格が上昇したというニュースが報じられた場合には、その国の通貨安を連想し、対処することが大切です。


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