外貨預金とFXの手数料は?
手持ちの円をドルに交換するには手数料がかかります。FXの場合の手数料は、およそ1ドルにつき10銭(0.1円)程度です。
しかしながら、外貨預金の場合には、1ドルにつき1円程度必要になります。
これは、例えば1万ドルを買った場合ですと、FXでは手数料が1,000円程度なのに対して、外貨預金では1万円もかかることになります。
しかも、手数料はドルを円に戻すときにも必要になりますから、1万ドルを買ってその後円に戻した場合には、FXでは合計2,000円程度なのに対して、外貨預金では合計2万円も必要になります。
2万円の手数料ということは、利息が2万円減らされているようなものですから、これはかなり大きな差であるといえます。
ちなみに、人気のあるオーストラリア・ドルの場合には、金融機関によっては1ドルにつき2円程度手数料をとるところもあるようなので、これですと往復4円となり、かなり利息は目減りすることを覚悟しなくてはなりません。
よって、手数料の面からはFXの方が有利であるといえます。
外貨建てMMFとFXの手数料は?
外貨建てMMFの場合も、手数料は往復で1ドルにつき1円程度必要ですので、FXの5倍の手数料がかかるといえます。
これは、外貨預金と同様、当然利回りを下げてしまいます。
ただし、手数料は金融機関によって異なることもありますので確認が必要です。
なお、FXでは、手数料無料の業者も増えてきています。 |