外貨投資の基礎知識



インフレと政策金利の調整

政策金利はどのように改定するのですか?

インフレが懸念され始めると、政府は需要をコントロールするために、政策金利を上げる措置をとろうとします。

金利を上げれば、資金の借り入れが減り、預金高が増加します。つまり、国民があまりお金を使わなくなるようにするということです。

そうした状態を作っておいて、需要と供給のバランスがとれてきた時点で、改めて政策金利の改定を行うのです。

ただし、金利は上げすぎるとオーバーキル※となり、経済を沈滞化させてしまいますので、注意が必要になります。

なお、デフレ期には、マネーサプライを増やす政策がとられます。

※景気の引き締めすぎのことをいいます。

スタグフレーションとは?

スタグフレーションというのは、スタグネーション(停滞)とインフレーションの合成語です。具体的には、インフレと景気後退(不況)が同時に起こることをいいます。

そして、スタグフレーションになると、インフレが進行して貨幣や預貯金の価値が低下するとともに、失業者が増え、経済が混迷に陥ります。


GDPは景気動向の指標
貿易収支と為替相場の関係は?
物価指数はインフレ圧力に
政策金利と通貨の関係は?
DIとCIの判断は?

GDPと通貨との関係は?
貿易黒字は円高要因
インフレと政策金利の調整
景気動向指数で景気の転換点を判断
景気動向指数は3種類


円キャリー取引
有事のスイスフラン買い

新規失業保険申請件数、ISM指数
バーチャルトレード


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