短中期的な見方は?
原油価格に関する短中期的な見方としては、相関あるいは逆相関の関係にあるかどうかが重要になります。
つまり、ドルと原油の比較チャートを見るとわかるのですが、この2つの相場の相関(or 逆相関)の関係というのは、短中期的な周期で変化します。
なので、例えば、ドルと原油相場が相関している時には、原油が上昇するというニュースが報道されたら、もしかしたらドルが上昇するかもしれないと相場を予測することが可能になります。
なお、逆相関の場合は、その逆もしかりです。
長期的な見方は?
原油価格に関する長期的な見方としては、原油価格が上昇していたら、それがインフレを引き起こすレベルのものかどうかということが重要になります。
これは、長期間にわたり原油価格が上昇し続ける、あるいは高止まりしてしまいますと、ほとんどすべての製品コストが上昇しますので、世界各国でインフレ率の上昇が起こる原因となるからです。 |