金(ゴールド)はどのようなものに利用されているのですか?
金(ゴールド)は、美しく、また加工が比較的簡単なので、古くから高貴な人の装飾品として用いられていました。また、4世紀頃からは、貨幣としても使用され始めています。
ちなみに、日本最古の金貨は8世紀に造られています。現在でも、金(ゴールド)の需要の70〜80%が装飾加工用や工業製品などの加工材料が占めています。
金(ゴールド)の性質を利用したものは?
高級オーディを向けのプラグが金でメッキされているのを見たことがあるかもしれませんが、これは金(ゴールド)の持っている、電気を伝えやすく錆びにくい性質を利用したものです。
また、これは半導体の基板やプリント配線基板などにも使用されています。具体的には、携帯電話には、1台当たり0.02〜0.03gの金(ゴールド)が用いられています。
ちなみに、金(ゴールド)には、貨幣や貨幣の代替物、装飾品といった貴金属としての用途以外にも、歯科治療や電子部品といった工業製品としての用途もあります。
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