レバレッジ効果のリスクは?
FXは、元手の何倍もの取引ができるレバレッジを活用することで、利益率アップが可能です。
しかしながら、レバレッジ効果は同時に、リスクを高めることにもつながりますので注意が必要です。
例えば、10万円の証拠金を預けて1万ドルを買えるとして、1ドル=100円のときに米ドルを1万ドル買ったものの、その後1ドル=90円にまで円高ドル安が進んだ場合には、損失額が10万円にもなります。
もちろん、いくつかのセーフティネットが働くので、ここまで損失が膨らむ前に、強制的に取引が終了されますが、ただもしここまで損失が生じてしまった場合には、証拠金として預けた元本は全額なくなってしまうことになります。
よって、レバレッジ効果には逆効果もあるということを、頭に入れておく必要があると同時に、常に自分に無理がかからないレバレッジで運用することが大切です。
元手とは?
元手というのは、投資に際しての自己資金のことをいいます。
FXでは、少額の自己資金を担保にして信用を受けることができ、その信用を最大限に活用することによって、より大きな金額で投資することが可能です。
ただし、思惑通りに相場が進めば大きなリターンが得られる反面、逆に進んだときにはリスクも大きいので、レバレッジは最小限度に留めて取引するのが無難です。
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