外貨投資の基礎知識



有事の際の戦略について

短期で売りを入れる

テロや紛争など有事のニュースがあった際には、短期的な下落を前提に、短期で「売り」を入れる戦略が有効です。

また、テロや紛争発生時の下落の度合いを予想するために、ファンドがどの程度買い玉を持っているのかを知っておくのが理想的です。

これは、一時的とはいえ、テロや紛争が起きた際には、買いポジションを持っていたファンドが、ポジションを手仕舞う動きが起こるからです。

なお、テロや紛争発生以前の相場において、多くの買い玉が積み上がっていれば、下落率は大きなものとなりますし、反対に、ファンドの買い玉が少なければ、ポジション手仕舞いの動きはそこまで顕著には現れず、下落率は限定的になります。

コモディティ通貨に注目

テロや紛争など有事の際に上昇するのが、安全資産としての金などです。

また、金の価格に連動しているオーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア通貨が買われたりします。

よって、通常は、ドル/円で取引を行っているトレーダーも、このような特別な状況になれば、コモディティ通貨に注目するというようなこともあるようです。


実需タイプの参加者
投機筋の為替相場への影響
CFTCで投機筋の動向をみる
COTレポートの見方
有事の為替相場への影響

仮需と実需
実需と仮需の相違点
CFTCとCOTレポート
市場の外的要因
有事の際の戦略


ローソク足の形状と構成
バーチャート・ラインチャート・ラインチャート

景況感指数と日銀短観
外貨投資の優劣を決定する条件


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