売買手数料の安さで選ぶ
投資家の目的は、金ETF投資を通じて儲けることですから、売買手数料が安いかどうかは、証券会社選びの判断基準としては最も重要といえます。
つまり、コスト(手数料+信託報酬+税金)は、できるだけ低いほうがよいということです。
手数料を基準としますと、ネット証券は対面型の証券会社より圧倒的に有利といえます。
これは、ネット証券が出現する以前と以後の手数料を比較すれば明らかで、おおまかにいえば、10分の1以下に下がったといっても過言ではありません。
ちなみに、ネット証券がビジネスモデルにしたのは、米国で手数料の安さを売り物にして急速にシェアを伸ばしたディスカウントブローカーといわれています。
ディスカウントブローカーは、文字通り手数料をディスカウント(値引き)することによって、投資家の爆発的な支持を受けていたのです。
使い勝手のよさで選ぶ
ネット証券の場合ですと、きめ細かいサービスには欠けるといえます。
というのは、そもそも営業担当者が存在しませんから、人間的なふれあいがないからです。
ちなみに、取引を始める前を含めて、取引を始めて以来、一度も証券会社の社員の声すら聞いたことがないというケースは多々あります。 |