外貨投資の基礎知識



MACD・スローストキャスティクスの売買タイミング

MACDとストキャスティクス

MACDの売買タイミングは?

MACDというのは、順張り系の指標ですが、MACDと呼ばれるラインと、シグナルと呼ばれる2本のラインから、今が買いなのか売りなのかというタイミングを判断します。

具体的には、MACDのラインが0より上にある状態で、シグナルラインを上から下に抜けた場合は「売り」、0より下にある状態で、シグナルラインを下から上に抜けた場合は「買い」と判断されます。

また、MACDでは、何日と何日の移動平均線の乖離線をとるか、そのラインの何日の移動平均線をシグナルラインとするかによって※、その位置や曲がり方も変わってきますが、はじめは一般的な12日、26日、9日という組合せで十分だと思われます。

※このような設定のことを「パラメーター」といいますが、これは、多くのFX会社のチャート画面では、自分で自由に変えられるようになっています。

スローストキャスティクスの売買タイミングは?

スローストキャスティクスというのは、逆張り系の指標で、現在の価格が過去何日かの相場の動きから見て低すぎないか、あるいは高すぎないかを判断するものです。

100%に近いほど、今のレートが高値圏(買われすぎ)にあることを示唆し、0%に近いほど、今のレートが安値圏(売られすぎ)にあることを示唆しています。

一般的には、85%以上が「買われすぎ」、15%以下が「売られすぎ」と判断します。


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