どのような法則ですか?
グランビルの法則というのは、ウォール街の通信社で記者をしていたグランビル氏が開発した、移動平均線と実線(ローソク足)を利用して売買タイミングをはかる法則です。
買いシグナルと売りシグナルは、それぞれ次のようになっています。
<買いシグナル>
■買い1
⇒ 下降していた移動平均線が、上昇しそうな兆候がみられるようになったときに、ローソク足(実線)が移動平均線を上抜く。
■買い2
⇒ 移動平均線の上昇中に、ローソク足(実線)が一度は移動平均線を下回ったが、すぐに下回る。
■買い3
⇒ 買い2の変形パターンで、ローソク足(実線)が移動平均線に近づきながらも、下回らないまま、再び上昇する。
■買い4
⇒ ローソク足(実線)が移動平均線から大きく下に離れている。
<売りシグナル>
■売り1
⇒ 上昇から下落へと転じる兆しが出ている移動平均線をローソク足(実線)が大きく下抜いた。
■売り2
⇒ 移動平均線の下降中に、ローソク足(実線)が、一度は移動平均線を上回ったが、すぐに下回る。
■売り3
⇒ 売り2の変形パターンで、ローソク足(実線)が移動平均線に近づきながらも、上回らないまま、再び下降する。
■売り4
⇒ ローソク足(実線)が移動平均線から大きく上に離れている。 |