外貨投資の基礎知識



資産全体に対する金保有の割合は?

どれくらいの金をポートフォリオに組み入れるべき?

プライベートバンキングを利用するような欧米の富裕層は、資産の20%を「金(ゴールド)」で保有しているというような話も聞きますが、一般の個人投資家は、実際にどれくれいの金をポートフォリオに組み入れればよいのでしょうか?

もちろん、資産家になればなるほど「金」の保有割合を多くすることはできると思いますが、富裕層というのは、殖やすための資産運用というよりは、むしろ減らさないための、あるいは節税のために資産運用をしている面もあるわけです。

そのような資産を減らさないという目的においては、「金」には普遍的なメリットがあるわけですが、金融資産が数百万円から1,000万円程度の人にとっては、資産運用の点では明らかに非効率といえるかもしれません。

よって、資産全体に対する保険という役割から「金」を保有するという場合には、5〜10%程度を持っているとよいのではないかと考えられます。

5〜10%程度で資産運用の保険になるのですか?

とはいえ、「金」を5〜10%持っていたからといって、株価などの値下がり分をすべて補うのは無理かもしれません。

しかしながら、持っている資産の中で一部上がるものがあれば、もし他の資産が下がったとしても、下げを多少緩和することはできるはずです。


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