外貨投資の基礎知識



純金積立とドル・コスト平均法

金は金融資産全体の何割くらいも持つべき?

株式や債券などの有価証券は、発行者の破綻などによって、場合によっては資産価値がゼロになるリスクもあります。

しかしながら、「金」というのは、発行者のない実物資産でありますから、信用リスクはなく、安全性が高いという魅力があります。その一方で、「金」には金利が付かないというデメリットや価格変動リスクもあります。

なので、株式や債券などのリスクヘッジのために「金」を購入するという場合には、金融資産全体の1割ほどを「金」で保有するのがよいと思われます。

純金積立はドル・コスト平均法

純金積立では、毎月の購入代金を営業日数で割り、その金額で毎営業日に「金」を買い付けます。例えば、月々3,000円のプランで営業日数が20日の月の場合ですと、営業日ごとに150円ずつ「金」を買っていくことになります。

これは、ドル・コスト平均法という投資方法で、一度に購入するよりも価格変動リスクが抑えられるというメリットがあります。

また、この純金積立では、あらかじめ決められた毎月に購入金額のほかに、ボーナス時などにスポットで購入することも可能です。

さらに、売却するときは、一部売却や「金」の現物およびジュエリーとの等価交換も可能です。

なお、純金積立を申し込む場合には、売却時の代金を振り込んでもらう口座を登録する必要があるので、金融機関への届出印と身分証明書(運転免許証や保険証)が必要になります。


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