外貨投資の基礎知識



実需タイプの参加者について

為替相場の参加者は?

為替相場の参加者には、実需タイプの参加者と、仮需タイプの参加者の2つのタイプが存在していて、これらは、まったく異なる考え方や方法で為替市場に参入してきます。

実需タイプの参加者とは?

実需タイプというのは、実体経済に伴う資金調達を行うプレイヤーのことで、これには、旅行関係者や製造業、輸出入関係の企業などが該当します。

また、この実需プレイヤーの中でも最も為替市場に影響を与えるのが、国内の輸入企業です。

輸入企業は、海外から原材料やモノを大量に買い付け、それを国内の企業や消費者に販売します。

この買付時の支払いは、日本円ではなく取引相手国の通貨となり、例えば米国から輸入するとなれば、円をドルに交換して決済にあてる必要があります。

つまり、決済時には、これら輸入企業によって多額のドルが買われ、多額の円が売られるということです。

こうした通貨売買により、意図していなくても為替レートは変動するのです。


実需タイプの参加者
投機筋の為替相場への影響
CFTCで投機筋の動向をみる
COTレポートの見方
有事の為替相場への影響

仮需と実需
実需と仮需の相違点
CFTCとCOTレポート
市場の外的要因
有事の際の戦略


移動平均線
円高が急な理由

委託介入
外貨預金・外貨MMF・FX取引の手数料


Copyright (C) 2011 外貨投資の基礎知識 All Rights Reserved