短期で売りを入れる
テロや紛争など有事のニュースがあった際には、短期的な下落を前提に、短期で「売り」を入れる戦略が有効です。
また、テロや紛争発生時の下落の度合いを予想するために、ファンドがどの程度買い玉を持っているのかを知っておくのが理想的です。
これは、一時的とはいえ、テロや紛争が起きた際には、買いポジションを持っていたファンドが、ポジションを手仕舞う動きが起こるからです。
なお、テロや紛争発生以前の相場において、多くの買い玉が積み上がっていれば、下落率は大きなものとなりますし、反対に、ファンドの買い玉が少なければ、ポジション手仕舞いの動きはそこまで顕著には現れず、下落率は限定的になります。
コモディティ通貨に注目
テロや紛争など有事の際に上昇するのが、安全資産としての金などです。
また、金の価格に連動しているオーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア通貨が買われたりします。
よって、通常は、ドル/円で取引を行っているトレーダーも、このような特別な状況になれば、コモディティ通貨に注目するというようなこともあるようです。
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