金の売買には消費税がかかる?
消費税のアップが現実味を帯びてきた昨今ですが、「金(ゴールド)」を売買するときには消費税がかかりますので、「金」取引にとって消費税アップは追い風といえそうです。
近年は100年に1度の不況であるとか、戦後最大の経済危機などといわれる厳しい経済環境が続いていますが、給料が増えないところに消費税がアップでは、死活問題といえます。
しかしながら、「金」の取引に関しては、実は消費税アップはトクをする可能性が大きいのです。といいますのは、「金」の売買には消費税がかかるからです。
売却の時には消費税がもらえる?
「金」を購入するときの価格は、普通に物を買うときと同様に5%の消費税が上乗せされた金額になりますが、売却するときには、買い取る業者側に消費税がかかります。
つまり、「金」を売却するときには、「金」の売却代金に消費税が上乗せされた金額を受け取ることができるということです。
そして、もし「金」を買った後で消費税がアップしていたとすると、売却時には購入時に支払った消費税よりも高い消費税分を受け取ることができますので、金価格が同じだとすると、アップした消費税分だけトクをすることになります。
なお、消費税アップを狙って「金」を購入しても、大きく為替が円高に動けば消費税アップ分も帳消しになってしまいますが、消費税のアップが決まれば、駆け込み需要で「金」を購入する人が増えるかもしれません。
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