外貨投資の基礎知識



商品先物取引、実物資産とは?

商品先物取引とは?

商品先物取引というのは、「金」や農産物、エネルギーなどの商品を対象に、将来の特定の日時までに一定の価格で売買することを契約時に約束する取引のことをいいます。

「買い」から入った取引で相場が上昇する、あるいは「売り」から入った取引で相場が下落する場合には、その差額が利益となります。

実物資産とは?

実物資産というのは、企業や国など、発行体の信用力により価格が保証される株式や債券と違って、それ自体に価値のある資産のことをいいます。その中の代表的なものとして、希少性や普遍性、流動性などに優れた「金」があります。

なお、世の中が不安定であったり不況であったりするときには、この実物資産の価値が上昇しやすい傾向にあります。

一次産品とはどのようなものですか?

一次産品というのは、次のような加工される前の原料のままのものを指していいます。

■農産物 ■食料 ■鉱山物 ■燃料...など

また、次のようなものは、商品先物市場において取引されています。

■原油 ■鉄鉱石 ■石炭 ■金 
■小麦 ■大豆 ■綿花 ■天然ゴム...など

なお、原油や石炭などの燃料については、一次産品に含めないこともあります。ちなみに、これ以外では、木材や海産物、石綿なども一次産品といえます。


消費税がアップすると利益になるケース
金ETFにかかる税金は?
地金型金貨・純金積立の税金は?
金先物取引にかかる税金は?
日本の金価格と国際金価格の違いは?

純金積立の税金は売却回数がポイント
金地金にかかる税金は?
金ETFにかかる税金は?
商品先物取引、実物資産とは?
金価格を決定する要因とは?(1)


Copyright (C) 2011 外貨投資の基礎知識V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved