どのような要因が金価格を決定するのですか?
金価格は毎日変動しますので、できるだけ安く買うためには、金価格がどのような要因で動くのかを理解することが大切です。この金価格を決定するのは、次のような要因です。
■需給バランス
■ドル相場
■米国経済の影響
■原油価格
■インフレ
■インド・中国の経済成長
■年金基金の参入
■地政学的リスク
需給バランスについて
需給バランスは、金価格決定要因のうちでも最も大きなものといえます。
供給面では、近年は最大の金産出国である南アフリカでの採掘条件の悪化や、鉱山ストなどにより、産金量は横ばい、あるいは減少傾向にあります。
一方、需要サイドは、全体の60%以上を占める宝飾品用途が、ここ数年の世界不況の影響により減退しているものの、「金」の2大消費国である中国とインドの経済が回復すれば、長期的に需給が逼迫することが予想されています。
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